2011年9月3日土曜日

"TLSサブウーファー(W5-1138SM)製作記Vol.5"

サブウーファーの信号処理は自作の3D(2.1ch)バッファで行っております。
これはデイトンオーディオのSA-25というサブウーファーアンプのバッファ回路のコピーで、カットオフ周波数が60Hzから180Hzの間で可変できます。
ウーファーのゲインも調整できるので、二つのパラメータの調節によっていろんなメインシステムにマッチングさせることができるはずです。

デコスピのいくつかの小型フルレンジシステムと組み合わせて軽く試聴してみました。
ビッグロールの可能性を窺わせる、深いけどタイトで跳ねるようなベースラインを堪能。
出音確認して気持ち落ち着かせてから、測定してみた。

いつもは設計のまえにドライバーのインピーダンスだけ測定して確認しておくのだけど、今回はなんとなくデータシートの情報だけで設計してしまった。
データシートによる最低共振周波数は45Hzだけど、測定してみると62Hzだった。(ドライバーのエージングはあらかじめ施してある。)
イタすぎ~。見過ごせる誤差じゃないよ・・・・。
ちゃんとチューニングできてたら、グラフにみるドライバーのインピーダンスは、ピークが抑え付けられて二つの小さなピークに別れるのですが、測定の結果は高域側に小さなインピーダンスの山が一つできているだけ。
キャラクターとしてみればこのままの性能でも間違いではないのですが(音が悪くなければね。)今は厳密にTLSとしての動作を追及したいと思っているので、今回の結果は失敗です。







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