前回製作した”1.0タイプ”の試聴感想です。
TL独特の深い低域は直径6cmという小口径でも健在です。
トーンコントロールで100Hzあたりを5dbくらい軽く持ち上げてやるとイイ感じです。
バスレフの低域ほど前に迫ってくる低音ではないけど、嫌みのない自然な低音で、小口径であることを忘れてしまいます。
ドライバーP830985の優秀な特性を存分に発揮されていると思います。
大きな定格入力と大きめな振幅のおかげでトランスのキックも鳴らし易いのがうれしい。。
周波数特性は高音から低音までスムーズに繋がっている印象。
癖が感じられないというか、癖が感じられないのが反ってデコスピ的には物足りなかったくらい。
もっともデコスピ的っていうのはけっこうゲテモノ的なとこもあるので、一般的にいうならこのドライバーは結構すてきだと思います。
箱鳴り対策も施されていなくって両面テープで貼り合わせだけの脆弱な躯体でも十分試聴を楽しませてくれました。
周波数特性のグラフも一応ありますが、かなりイージーな計測ですので、”だいたいこんな感じ”くらいで。
P830985×TLSフルレンジスピーカー 周波数特性(ニアフィールド) 200Hzくらいからなだらかに減衰してて、丁度サブウーファーともマッチングさせ易いカーブに思える。 |
PeerlessP830985×TLSフルレンジスピーカー 周波数特性(開口部) 開口部からの音を測定してみると、開口からの低域のピークが125Hzと確認できた。チューニングしたとうりです。 中域の音もれが結構あるのね。 |
試聴した感想は「かなり満足した。」です。
次は5.0タイプ、つまり開口端面積が閉口端面積の5倍のタイプを作ってみます。
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