2Mixシグナルからサブウーファー用の信号を生成する回路です。
US製の2.1chアンプモジュールのフィルター回路から学びとらせてもらったぜ。
サブウーファー用のフィルターは2次フィルターを使った作例が多く、これのように3次のフィルターで、しかもカットオフ周波数を可変できるのはめずらしい。
図のうち上が原型で、サレンキー三次ローパスフィルターというらしい。 下のように使われていた。 C4は発振防止用。オペアンプはLM324Nだった。 |
コピー元の2.1chアンプモジュールでは回路図の定数で使っていた。
43.6Hzから153.9Hzで可変できる。
なるほど、R2とR3の抵抗値を2連ボリュームで一緒に移動させるわけね。
デコスピはR1、2,3を4.3kΩに、2連ボリュームを50kΩに変更して使ってみてます。
その場合で可変範囲は、21.0Hzから168.2Hzになります。
フィルター計算ツール(例えばコレ。)で定数をいじってみるとわかりますが、一次フィルターと2次フィルターそれぞれのFcのからみがムズイです。
上図のフィルター回路をミキサー回路にサンドすれば2.1chプリアンプの出来上がりネ。↓
入力部のボリュームでウーファーのレベルも調整できる。 可変式のカットオフFと合わせてマッチングできるメインシステムの選択肢が広がる。 |
「こういった信号処理はデジタルフィルターとか使ってDSPチックにできるようになりたいです。」(by デコスピ )