2011年9月6日火曜日

"Peerless P830985 で TLSフルレンジスピーカーVol.01"

デコスピは、小口径フルレンジが好き!です。
具体的にいうなら直径が8cm以下ですが、小さければ小さいほどいいと、思ってます。
小口径を極めたいと思っております。

"Peerless P830985"は6cmクラスのフルレンジスピーカーで、アルミの表面をアノダイズ(陽極処理。補筆参照のこと)し特性を向上させた振動板を採用しています。
上級機の8cmタイプ830987とほとんど同じ外観で、寸法が一回り小さくなっていますが、ボイスコイルは共通の26mmを使用しています。
スムーズで細やかな描写力と歯切れの良いサウンドが特長で、ダンパー背面の空気抜きの間隔も大きく、しっかりした設計のフレームです。センターキャップとボイスコイルは直結され、高音域の拡散性能とレスポンスを向上させています。ネオジウムマグネットの防磁型です。
ポールピースに銅キャップがかぶせてあって、高域にかけてのインピーダンスの上昇がありません。
X-maxが2mmとこのクラスでは長めでストロークに余裕があります。
デコスピがもっとも注目するのは70Wという大きな許容入力です。
許容入力が大きいというは、単純に解釈して、歪に対して有利ってことです
たとえば10Wのパワーを許容入力15Wのスピーカーで受けるより許容入力20Wのスピーカーで受けたほうが歪は小さいですよね。
それにしても、本当に70Wも・・・・。

今回のTLSプロジェクトのターゲットはコイツ!
期待でワクがムネムネ・・・・。

Peerlessのドライバーはいつもダンボールに巻かれて送られてくる。
OEM向けなので箱はないようです。

(2012/3/22補筆)
「アノダイズ」とは簡単にいってアルミに施すメッキのことのようです。「アルマイト」と同義です。耳慣れぬ単語を使いさぞ特別なことやっているよう見せかけるのが得意なオーディオ業界の好みそうな単語です。「アルマイト加工」と言ったほうが、一般的にわかりやすいと思うのですが。
・アルミに防錆性を持たせる。・着色、ヘアーラインなどによる装飾。・硬度を高める。・熱の移動がスムーズ。などの効果があります。

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