”Audio Spectrum Analyzer の製作”
CadSoft社のホームページで公開されているEagleCadによる”PCB Project”の内に興味深いプロジェクトを見つけたので作ってみた。
LED表示による10バンドのスペアナです。
正確にいうとスペアナ風LEDイルミネーションというべきか。
FFT解析ではなくバンドパスフィルターで10バンドの周波数ごとの電圧を取り出して10段階のLEDバーに表示しているので測定用途の精度には遠く及ばないし、オクターブ1バンドでは少なすぎる。
でもアンプのフロントパネルを飾るにはサイコーのデコになりそうじゃない?
現在のこういった表示はLCDが全盛の時代だからLEDバーグラフとかのアナクロっぽさがかえっておしゃれでないかと、デコスピは思うの。
CadSoft社のホームページから、
CadSoft > Home > Downloads/ PCB Projects > audio_spectrum_analyzer.zip
を解凍するとプロジェクトのファイルのほかに作品に関するたいへん詳しい説明のPDFファイルも収められているのでぜひ目を通してみてくださいね。
三つのアレンジ
このスペアナはフィルターボード、コントローラーボード、LEDマトリックスボードの三つのPCBで構成されていて、それぞれの基板サイズが、
フィルター 208mm×86mm(単層)
コントローラー 136mm×68mm(二層)
LEDマトリックス 135mm×73mm(二層)
といったところなのですが、スペアナ単体で製作するならともかく、アンプに組み込みたいとなるとそのサイズでは少々大き過ぎます。ので三つのボードとも75mm×100mmにアレンジしました。
75mm×100mmはサンハヤトの感光基板を等分して出来るサイズなので、無駄なく感光基板を使いきることができます。
また、コントローラーとLEDマトリックスは二層基板なので自作しやすいようにジャンパーを多用した片面基板に変更しました。
あと、基板同士を繋ぐ配線は手間もかかるし、とてもかさばるので連結ピンを使い三つの基板を重ねて連結するだけで配線も繋がるようにしています。
とりあえず完成ジャ~~ン!
でも・・・・ん?・・・動作が、不安定ですね・・・・。
なんでかな?
(続く)
かも。